新しい仕組みの開発

弊社金丸が代表を務める団地再生事業協同組合が、国土交通省『良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業』において事業者採択されました。
これは、住宅の質の維持向上が、市場において適正に評価されるよう、建設・不動産・鑑定・検査・金融の事業者が、業界の垣根を超えて一体的な仕組みの開発・普及を図るものです。
今 の日本の住宅建物の不動産評価は、経年や取引実績に依存するところが大きいですが、これからは建物そのものの状態をきちんと不動産価値として評価していこ う、という取組みです。具体的には、『この家をちゃんとメンテナンスして大事に住んでくれたら、20年後も60%の残価設定をした住宅ローンが使えます よ。』みたいな、新しい仕組みによる金融商品を、それぞれの地域やカテゴリーで開発していきます。今回は北海道から沖縄県まで、全国39の事業者が採択されました。私たちも東京代表のプロデューサーとして、良質な既存住宅が適正に評価され、長く維持向上が図られる環境づくりのお手伝いをしていきたいと思っています。

※全国の採択事業者 http://www.mlit.go.jp/common/001139011.pdf